the band apart (バンアパ)の音楽性・機材紹介|ライブ映像
さて、今回紹介するのは『the band apart』というバンドです。
通称、バンアパ。
the band apart(バンアパ)とは?その音楽性は?
ジャンルとしては、オルタナティブロック・ジャズロックあたりでしょうか。
オシャレで涼しげな楽曲が多い!ソウル・フュージョン・プログレなど色々な要素が混在しています。
軽快かつ技巧派なバンドで、個々の演奏スキルがとにかく高い。それでいて、嫌味っぽくない。
ギターが複雑なフレーズを弾く中、それにつられずボーカル&コーラスがとても安定している。
各パート奔放に演奏しいるかと思いきや、唐突にテンポが変わったり、カチッと収まったり、曲の中にいろんなフレーズが仕込まれていて、飽きがこないバンドだと思います。
the band apart Eric. W(Album version)
the band aprat の代表的な楽曲、Eric.W 。
ファンク・ジャズ・ロックそれぞれの要素が良い塩梅で顔を出してます。
昼下がりにドライブ する時、狂ったようにかけていました。
音楽を聞いている時、その曲でイメージする時期や時間帯があると思うんですが、
バンアパは春・夏の 昼~夕方って感じのが曲多いかも(主観)
the band apart(バンアパ)のメンバーと機材について
荒井 岳史 (あらい たけし):Gt&Vo
ギブソンのSGや、フェンダーのジャガー・ストラト、ESPのストラトを使用。
エフェクターはXotic、One Control、レクティークなど。
複雑なコードカッティングを歌いながら弾きこなす。元ラガーマンで、めちゃめちゃガタイが良い。
川崎 亘一(かわさき こういち):Gt
モズライトを使用。通称kwsk。
早弾きや独特なフレーズが印象的。頭を振りながら、長髪をなびかせるプレイスタイル。
歪んでいないギターのカッコ良さを再認識させてくれる。
ベースの原が目には入ると、表情や躍動感で笑ってしまうので、基本的にそちら側は視界に入れないようにしているらしい。
原 昌和 (はら まさかず):Ba&Cho
表情も、弾いている時の動きも異常なほど豊かだが、リズムキープはとても丁寧。グルーブ感も抜群。発汗量も凄い。
キャラクターや風貌とのギャップからか、それともベーシストの性なのか、男性人気がとても高い。
(ライブ中に聞こえる彼への歓声は、体感8割が男性
小暮 栄一(こぐれ えいいち):Dr
dwのドラムセット、カノウプスのスネアを使用。
個性の塊のようなアンサンブルを巧みにまとめている。多くの音楽ジャンルを経験し、様々なリズムパターンの引き出しを持っている。
本当はラッパーになりたかったらしい
the band apart(バンアパ)のライブ映像|楽曲
the band apart - katana (live 2006)
中でも、おすすめの楽曲は「katana」
独特なリズム、展開の読めない曲構成が魅力的です。
1:30からの流れが最高。
4人組では珍しい立ち位置でライブをしていますよね。
(大体の4ピースバンドでは、ボーカルを前面に立てて、やや後方にギターとベース)
彼らには「同列の関係に見えると良いなぁ」といった思いがあり、それ故の並びだそうな。
筆者個人の話なんですが、曲の中でボーカルにあまり耳を傾けない傾向があるので、
一般的な「歌をメインで聴かせる」スタイルとは、少し異なったアプローチをしている彼らに惹かれたところもあるのかも。
紹介した2曲以外にも、ディズニーの「星に願いを」をアレンジした楽曲など、小洒落たナンバーが盛り沢山。
the band apart - when you wish upon a star (pinocchio cover)
ロックフェスにも数多く出演しているので、まだ生で聞いたことがない方は、是非!